1月19日 投稿者:管理人 投稿日:2019/01/20(Sun) 07:23 No.587
午前9時30分天栄村羽鳥更目木からスタート
コンデイション スタート付近で新雪15cm前後、1000m付近で30〜40cmの新雪、今シーズン初のパウダー感覚で楽しめました。 いつもの硬くて重たいハンドルから一変し、直進時のホワホワ感と浮かんだ走行、コーナーは車体後部がやんわりと流され、パウダースノー独特の走行感覚となりました。 コース 隱津前神社まで通常コースを進み、林道赤津の桂線を登坂、布引山本道合流から下山し、会津若松市田代地区迄、新たな林道を使って峠越え、田代地区から更に勾配のきつい林道を登ると、294から枝別れしている東山林道へ合流、一気に800m台迄に登り、さらに3、4km下って安藤峠と東山温泉の道へと抜け、そこから安藤峠を目指しました。 ここまで、RX-1が田代分岐でスタック1回、カーブの側溝にはまり転倒1回 モービル一回転して処理
ここまでは快調に進めましたが、ここからが地獄の入り口でした、安藤峠から下っての折り返し経験は幾度かありますが、会津若松東山から安藤峠への登り一辺倒コースは初挑戦となりました。
しかも前日からの新たな新雪ですっかり消え、以前のコース跡はめくら状態でした。
登坂を進めると途中数ヶ所山から流水が流れ出ており、どんなに雪が降ってもそこだけは積もらず上から見え難くポケットホールとなっています、従ってコースどりが大変厳しくわずかでもミスすると即スタックします。
そのくらい安藤峠を中心に北側の会津若松市と南側の天栄村のコースの厳しさが浮き彫りです。 結局新狩りした場合、ポケットホールに当たりいきなりスタック、RX-1 1回 Do174 1回、脱出に一苦労!、 やがて峠にさしかかり正規ルートでは布引山へは激しく、猛烈な吹雪の後で吹き溜まりが超ひどいと予想し、危険を察知し尾根ルートを強行突破するか、南ルートで安藤峠を下り黒沢地区へ向かうか、しかし下るのは良いが、下ってもそこから更目木までは約7km前後と距離があり、スキーランナーの負担消耗を考えるとあまり気がすすみませんでした。
結局苦渋の選択で尾根ルートで布引山へ向かうコースを選択しました、登った途端にDo174がスタック、笹が完全に沈んでおらずポケットホールにはまりました、ハマりが深いため車体を掘り出しました、そこで見えたことは、新雪がかなり深いこと、それと熊笹ポケットホールが無数に多いこと、今シーズン私たちも含めて数台は尾根ルートを通過されている為、下地はできています。 しかし新雪で見えない為しっかりとコースから外れず通れれば! これが最低条件でした。
前回登った跡は見事に消えてますから
登坂コースは感と木に印されたコース目印のみしかありません、
またルートを阻む邪魔な立ち木、
そして車体ギリギリ通過やっとの大木間の超狭い間をすり抜け、
おまけに急斜面2ヶ所を超えねばなりません。
もっと言えることはわずかでもアクセルを緩めれば完全にスタックすることでした。 時間もずいぶんと経ってましたから今昼飯を食べる時間もありません。
いざ覚悟を決めDo174 が新狩りを務め、後を追う様にRX-1と続きました。 最初の超きつい登坂は成功!!
続く2回目の登坂に向かうと2本の行方を阻む大木間がモービル車体ギリギリ通過と超狭い為、Do174 が速度を落とさざる得ません、そこへ車両感覚を開けなかった後続車のRX-1が追いついたため、きつい登り坂の中途でスタック、今回一番きつい坂でのスタックとなってしまいました。 唖然としまた。
どうやったら? 結局バックして再登坂出来そうな斜度迄後退するしかありません、そこで打勢をつけて切り抜ける以外手がありませんでした、ここで技力で勝るH氏に託しRX-1を操作してもらいました、見事な操作力で2つめのきつい登りに成功しました。
さすがです、H氏のハンドルさばきとアクセルワーク、狙いをつけた位置を外さない、これを見事にこなすのが素晴らしい!
これで一瞬一安心と思いました、ですがこれで終わりなんてあまい世界でした、更に待ち構えていたのが、左側に立ち木があって車体を一気に右旋回しなければいけないという難所でした、体力も使い果たし疲れと疲労で限界、判断力もすっかり衰えたところで、待ってましたとあざ笑うかの様に!!
旋回しそこなって左スキーが立ち木の根元にひっかかり棒立ち状態!
おまけに車体を揺すって出ようとした制で、
今回1番の深さまで掘りまくってのスタックとなりました、、、 ありゃ、、 この下手糞と自身呆れて、、呆れて、無気力状態に
この脱出だけは超難関でした、って言うか、4スト車の糞重たい車体には心から泣きました、一度は掘り出したものの、運転技術の未熟差で再び同じ穴へ深々とと再スタック、体力も限界、、、時間も経ち、、、もういい っという感じでした。
日暮れも刻々と近づいている状況下で、最後の力を振り絞って更に深々と入ったRX-1をなんとか掘り出し、またもやH氏の見事なハンドル裁きで再び脱出に成功、旋回に邪魔な右側の細木もその時カット、ようやく抜け出しもう斜度のきつい登りもないのでほぼほぼ大丈夫と思って前進、風車も直前に見える位置でした、前を進むH氏がコースから外れている様だ! っと合図があり、後続の私が新狩りに復帰、だいぶ平坦となっている箇所、そのため進行目印も減って表示もポツポツで少なく、感覚も遠く探すも目当たりません、熊笹ポケットホールにハマることだけが心配でした。 対した木でもなかったので踏みつけて跨ぎながら通過すればよかったものを、嫌う制かちょっとした判断ミスで軽いスタック、
しかしそれは大事には至らず、結局それが最後の決着でした。
布引平原に出ると急いでハウスに向かいようやくこの日の昼食タイム! なんと時間は午後3時17分でした、つまりこの日はここまで約6時間かかってここまで来ました、昼食も終え腹ごしらいした頃は、すっかり日も暮れてあたりは随分と暗くなっていました。 残る復路はもうすっかり慣れた道のり、何の不安もありません後は無理しなければ大人しく峠超えをしてスタート地点に戻るだけとなりました。
あたりはすっかり日も暮れ闇魔へと変わりました、RX-1から放出される2灯のLED発光が超明るく夜間走行には十分な明るさで、雪で反射されると更に倍増するほどで、そんな暗闇を体感しながら帰路へとつきました。
本日は大変お疲れ様でございました。 苦労続きで運転技術の未熟さ、自身まざまざと感じました。 つい重たすぎる4スト車の文句を言いそうですが、その前に運転操作技術、アクセルワーク、そして進むコース読みの未熟さ、この辺が以前できていないことによる要因が多く、今後どう克服するか課題が残りました。
時間と経験ですが、嫌気をさしながらも重い4スト車での経験がとても大事な基礎課程の様に思えました。
以上
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