Palawan本島 RioToba編02

ブロックスポイント手前の河川である、御覧の様に乾季につき殆ど水が流れていない状態である



これはランカと言う果物でしてフィリピンのアチコチで収穫でき意外と馴染みやすい味の果物である、大きい物で実に15kgクラスもある

相当な時間が過ぎた州都プエレトを出発してここブロックスポイントへ着いた、食事も終わりふと時計を覗くと13:40、実に5時間も経過していた 写真上の山に奇妙な形の山が見える、この山の名前は知らないがブロックスポイントの特徴として頭に焼きつく


ブロックスポイントをリオトバ方向へ向かって直接進むことは川があって不可能であり、街から一旦戻る格好で中途まで引き返し左へ90度折り返す
問題の河川だが日照りの次期は橋を渡らず河川を直接往来する、橋と言っても場所によっては板を並べただけの上を通過する

御覧の様な砂利道である、頻繁にパンクもするのでタイヤ交換専門のスタッフも乗車するほどだ、まだ送電線がある状態だがやがて全く消える さすがにブロックスポイントを過ぎると更に一段と人影や通りの車が無くなる、全くのパラワン原生高原を簸たすら走り抜く私たちのバスであった 偶にすれ違う車の誇りは想像以上です、道路一面数百メートルの砂煙を上げて過ぎ去って参ります、私も汗と砂ぼこりで息苦しい感じである

久々に家らしき住居が見えて参りました、この付近からボチボチキリスト信者よりもモスリム信者が徐々に入れ替わり6:4程度の比率になるようです
ブロックスポイントを出ること1時間過ぎてようやくバタラサの中心集落へ着きました、ここはどうやら中央マーケットの様です、夕刻前とあって人は疎ら この河川も全くの日照り河川で水が全く御座いません、海からはそう離れてはおらず、おそらく車を返して向かえば数十分で着く距離である

御覧の様に橋と言っても板を並べただけの橋です、大雨が降れば即破損する様な橋恐る恐る低速前進で進みます、まさにサバイバルである

これはサボン(闘鶏場)の様です、フィリピンでは全国お馴染みの庶民派から金持ちまで国内至る場所で行なわれている国技賭博場の様な物

そろそろバタラサも郊外に差し掛かった頃珍しくコンクリート舗装用の下地を作る現場にさしかかる、ここから先は電気が無くなる

御覧の用に家に電気の配線が無くなる、つまり夕暮れと共に寝、日が昇ると共に目覚める生活をしている訳だ、文明人の私にはとっても苦しい環境である

見事な水田だ!! この日照り次期に何処から水を引くのだろうか、山間部奥深くから湧水を引いているのだろうか、見事しかいい様がない生きる逞しさを感じる 電気がなくても学校はある、近年日本政府のODAでフィリピン政府にパソコンを贈った記憶は新しいと思うが本当に必要としているのだろうか、電気が先と思えるが!? この子にも未来はあるが限られた中での未来でしかないのかなぁ〜、面影を見つめながらふと日本を思い返り改めて幸せ環境国日本を思い起す

アウトドアには良いが通年を通して住む事ができるだろうか? ここはマラリア発生地帯であり、通年を通して蚊には特に神経を使わなければいけない地、命をも落としかねない
だいぶ海が近いのか河川の水位が上がっている様に見える、バタラサを出て既に1時間近い、そろそろリオトバかなぁ〜 もうバス乗車も尻が痛い ここも見事な集落の家並みですね、何処へ行っても道路沿いで何を見張っているのか一日中こんな光景が見られる先ず日本じゃ暇人だろうな

疲れた シンドイ カッポイ(イロンゴ) パーグット(タガログ)で疲れたの意味です、バコロドを出てから3日目の14:55分であった
これは何気なく写した写真だったが妙に背丈が高かったので写して見たのですが特に意味はありません


バスが突然左折したとたんに飛び込んだ風景です、車が激しく往来、道幅が極端に広い、そして土色が赤い、電柱がある、一帯何故だ??

こんな大きなダンプまで走っている、しかもここまで来るには通行できる道幅はない、だとすればどうやって来たんだ、そして何故ここだけ走るんだ?? 全く持って事前情報がないので不安だった

何だ、どうしたと言うのだ、何故バスを強制停止かける、車内にも乗り込んで来た、ライフルも構えている、どうしたのか訳が判らないそして私をジロジロ見ている、カメラを隠せと指示が飛んだ

理由は全く判らないまま何とか検問所を通過できたが後味が悪いし気分も乗らない、バスは一直線に海方向へと向かう、この電気は何処から来ているのだろう不思議なことばかりで落ち着く暇がなかった やがてバスは停車した、リオトバ終点だった、しかし港など無い、情報に寄れば更にここからトライシクルに乗車して港に向かうそうだ、乗車時間は不明だがそう遠くはないらしい、4人ほど乗車して再出発 15分か20分乗車しただろうか、リオトバの港と言うより河川の河口だった、事前情報で得た宿へ取り急ぎ向かった、荷物を預け急いでバラバク行きバンカーへ向かったが一足遅かった

港には幾船ものバンカーボートが停泊していた、このバンカーもバラバク島行きだが客が溜まるまで向かわないと謂う事である、とにかく情報もないので宿へ帰ることにした


これまた不思議なバンカーだった沢山の人が乗船しているが一向に岸に接岸しない、まるで寝泊りや洗濯も船の中? いったい何故なんだ、不思議なことばかりだ、後で聞くがよそ者らしい

全くのバンカーボートばかりでもない、周辺の島がボルネオ島マレー領から点在する群島からアチコチの漁船が往来する、その為かここの河口が天然港として栄えた様だ



港の様子である、時計を覗くと15:40を回っていた、プエレトプリンセサ市を出発してから約7時間以上経過した事になる、終点バラパク島へはここからバンカーで3時間1人p250と言う


RioToba港内 Video編

本日はリオトバの宿に泊まることにしました兎も角これから先バラバク島に行くにしてもこの地で暫く事前情報を得ぬままでは危険と判断したのであります、パナイ島のイロイロ港からプエレト港まで乗船しましたミラグロサの船内で既にリオトバの情報がある程度耳に入っていたのでこの宿を探すのも簡単でした、そして途中のバス車内でもバラバク島内の情報について伺っていたもので共通して得た情報が危険と位置づけました。

しかし最終目的地のバラバク島に関してだけは命に関わる危険情報が絶えないなど、本日中にバラバク島行きのバンカーボートに乗船できたとしても拒否せざる得ない状況下でした。
その為宿主へ今までの幾つかの疑問・難問をぶつけて聞いてみることに致しました。

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