Itbayat Island(イトバヤット島)

フィリピン領土で最も北に位置する州で、人が住む島では最も北に位置する島、イトバヤット島である先ず解らない人の為に位置関係を紹介しましょう!!

この島から台湾本土へ向うのと、ルソン島へ向うのと比べれば完全に台湾本土の方が近い位置にある。

イトバヤット島はバタネス州に属し
州全体人口は16467人(2002調べ)、内イトバヤット島に住んでいる総人口は3616人と非常に少ない、またバラガイ数は僅かに5つの存在だった、そして世帯数は島中合わせてもたったの719世帯しかない、その中の大半が島中央部のイトバヤット地区と島南部のライリ地区に集中していた。

2004年6下旬に日本を出発し7月中旬に首都マニラからバスと飛行機、そして最後は船を乗り継いでイトバヤット島へ渡り取材に当った時の様子を本ページに掲載することとなった。

イトバヤット港上陸時の写真である、本船は写真左の船である、写真右の船は荷物専用船となり粗同時に州都バスコ港より出発をしたがエンジンパワーの違いか、荷の重量の制か15分以上遅れて入港した。
バタネス州全体を捉えて示した地図である。

青で示したラインは定期船である、
バスコ港〜イトバヤット港間を約3時間で結ぶ、概ね月曜日〜土曜日まで運行され、バスコ港発7時頃〜イトバヤット港10時30分頃着、続いて、イトバヤット港発11時頃〜バスコ港14時30分頃着となる。(2004.7現在片道料金は1人200ペソ)

ピンクのラインは空路である
、バスコ空港〜イトバヤット空港間は大よそ10分、2004.07月現在で1人800ペソ(但し最低搭乗者が6人以上いないとフライトはしない)、空路でイトバヤット空港〜バスコ空港(乗換え)〜マニラ空港まで向かうことも可能である。
2003年5月現在でバスコ空港〜マニラ空港(直行便)まで1人3950ペソ(エーシャンスプリット社)。
2004年7月現在バスコ空港〜ラオアグ国際空港まで1人2500ペソ(パシフェックエアー社客さえ入れば連日)
バスコ空港〜トゥゲガラオ空港まで1人3000ペソ(キムトラード社・パシフェックエアー社 月・水・金定期フライト)

黄色いラインは定期フェリーである、北イロコス州のコリマオ港〜カガヤン州のカラヤン島経由〜バスコ港〜イトバヤット港の折り返しピストン輸送となる、コリマオ港〜バスコ港までは2003年5月現在で1人1200ペソ
イトバヤット島の拡大地図である。

島内は全部で5つのバランガイからなる。
イトバヤット空港〜からイトバヤット地区までの距離は約9kmの道のりとなる、島内の行き来には特にこれと言った乗り物は存在していなかった、通常はジプニーとか、トライシクルとなるのだが隣のバタン島では多く走っていたがこの島で見かけることはなかった、その為登下校の学生や空港の搭乗客、及び港から出入りする乗船客などは2トンダンプの荷台に乗って島内集落間を移動するのであった、私が今回イトバヤット島へ上陸後、イトバヤット地区にあるフィリピン最北のイトバヤット気象測候所で厄介となった、また、イトバヤット地区から島南部のライリ地区まで向って見た、その時の写真やショートビデオでもおいおい説明するが島の周囲は超断崖絶壁で容易に上陸できる場所がない、しかし上陸後感じたのだが島全体が丘の様になっており、全体的に木々が少ない、おそらく台風銀座ともあって風当りの良い場所は全てなぎ倒されるのではなかろ〜か!! と推定された、僅かな谷間を中心に集落が集中しておりその様な場所へは木々もある程度見受けることができた。
左記地図はフィリピン領最北の島となる北からヤミ島そしてノース島の順となる。
勿論人は誰も住んでいない完全な無人島である、しかしヤミ島には灯台がありフィリピン側で管理する立場から定期的にイトバヤット島からヤミ島へ点検に行かねばならない、ヤミ島の灯台はソーラー装置による発電で電気をおこしバッテリーへ充電し夜間点灯するシステムとなっている、その為バッテリー等の定期点検が必ず必要となる為蒸留水等の補充液を持って渡らなければならない、必要な物資はマニラからイトバヤットへ輸送される。 そして日本の技術が駆使されている。
イトバヤット島からヤミ島までは間に3つの島がある、バタネス州にはバンカーが見られなかった、全てボートタイプで船サイドに見られるアームが無い。
詳細なイトバヤット〜ヤミ間の所要時間は解らない!!









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