DUTY JAPAN 40L 1.5PH 静音オイルレス
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従来のレシプロコンプレッサーと比べ、動作時の音が超静かなので近隣への騒音を気にしなくともよく、更にOIL交換が不要なのでとても経済的な画期的エアーコンプレッサーです。 、一方、レシプロ製と比べ若干馬力が落ちる、またオイルレスの為ピストンリングの摩耗を生じる事から定期的な交換が発生する。 詳しく云えばプラスチック製リングの為ピストンリングの外周摩耗が早く、1500時間〜3000時間毎に交換しなければならない、更にピストンシリンダーの方も摩耗を生じる為、ピストンリング2回交換毎にピストンシリンダー1回の交換めあすとなる、摩耗が進んだ場合、タンクへのエアー供給が遅くなる為、エアー満タン自動停止までの時間が倍以上かかって仕舞うばかりか、元々静音だったツインピストン音も徐々に大きくなって来ます、知らずして放置しながら使い続けると回り出したモーターが止まらなくなって仕舞います、ピストンリング自体は安価なので見逃さず早期く交換することで、常に最短のエアー供給を維持できます。 交換用のピストンリングとシリンダーの購入先リンクはページ最後に張って起きます、先ずは交換手順をご覧下さい。 交換に使用する工具: 六角レンチ、17スパナまたはモンキー、シリンコンスプレー、OILスプレー、錆びたガスケットや吸気フィルター筒錆び塗装用のシャーシコートスプレー、 使い捨ての歯ブラシ、シーリングテープ、、、等など |
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JUTY JAPAN 静音オイルレス 縦型 40L 1.5馬力 |
約8kPaで自動停止、約6kPa再起動 |
中央部にある六角ネジを外すと簡単に抜ける |
交換リング 外径68mm 内径48mm アマゾンで購入 |
■ ここからピストンリング交換する迄の分解手順を順番に写真で紹介します。 |
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写真真裏側で見えないですがエアーホースがあるので先に外して下さい。 左右のシリンダーヘッドを繋ぐ2本のエアーパイプは出入口に詰りや汚れ がなければ特に外す必要はありません、左右繋いだまま保管し、リング交 換後そっくり被せても問題ないようです、また吸排気の役目をする弁破損が 伴なう場合は、厚さ0.1mmのステンレス板を購入し同じサイズに加工して 装着しなければなりません、ホームセンター等で売っていると思います。 |
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赤丸はすべて六角レンチを使って外します |
ツインピストンヘッドを除けると吸排気エアー弁を載せた板が現れる |
赤丸で囲った弁が裏表から見て割れていなか要確認 |
同様に割れていないか確認、もし割れていた場合ホームセンター から厚さ0.1mmのステン板を購入し同サイズに加工し装着する |
左右両方のピストン中央のネジを外す、ピストンシリンダーは 既にシリンダーヘッドが外れているので特に固定はないので 手で簡単に抜ける、しかし新たなピストンリング挿入するには 簡単には入らないので、シリンダーの内側にシリコンスプレー を噴霧して滑りやすくする、更に右隣の写真で確認できるがリ ングとシリンダーの当たり面が摩耗しているので上下反転させ て再使用すれば取り分け新規調達せずともよいが、その後は 予め交換作業前にアマゾンで購入し事前準備する必要がある |
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ピストン中央部のネジを六角レンチを使って外す |
uxcell ピストンシリンダー 外69mmx内63.6mmxH50mm アマゾンで買えます。 |
挿入にはコツが必要で、交換する側のピストンを予め最上段にあげる |
最上段を保ったまま、上下反対にしてピストンシリンダーを被せる、 摩耗したシリンダー内壁の使用を避け、未使用側を被せる。 |
ホームセンターで売っている安価なシリコンスプレーを使ってピストン シリンダーの内側壁に塗布する事でツルツルに仕上げ抵抗を無くす シリコンは熱に強いのでしばらくは維持させることができる。 |
新品のプラスチック製ピストンリングです、こちらにも予めシリコン スプレーを塗布しておく |
中心からズレない用に固定したいのですが、新しいピストンリングは とても固いので、幾分柔らかくする為ヒートガンを使用しピストンヘッ ド事熱くしてから六角ネジを締めたのですが中央に上手い事収まり ません、逆にリングとヘッドを先に締め付けてからシリンダーを被せ るとリングが寄れて余計上手く行きませんでした。 |
悪戦苦闘した結果、ピストンを最上段に上げた状態でシリンダーを被せ シリンダー上にリングを置いた状態でヘッドをリング中央に被せながら、 空いている左手でシリンダーリングの堺が飛びだしている部分を沈めな がら中央に収まる様に六角ネジをゆっくり締めると上手く収まる。 |
左右のピストンヘッドの中央部に新たなリングを取付 |
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六角ネジが振動で緩まぬ様予め軽度のネジロック剤を塗布する |
左右の六角ネジに緩み止め剤を塗って締め込む |
左右のピストンリング交換が終わり、そして組み立ても終わって 試運転直前まで辿り着きました |
写真で確認できる様に、8MPsで自動停止しているのが確認できる と思います。 |
組み上げが終了し、早速試運転するとエアーが勢いよく吸入開始 メーターは瞬く間に圧力向上し始め0.8MPsに突入し自動停止、 やはり新品のピストンリングですね、空気の溜まりがはやいです。 |
こちらは新たに新調した水分除去装置です、カプセルが二段構えと なっているので殆どの水分は除去できると期待を致しております。 |
エアーの吸入口がすっかり土誇りで固まって閉塞気味でしたので 綺麗に清掃し錆びた部分にシャーシコートスプレー塗装し再度も どし装着しました。 |
エアータンク底にある水抜き用の真鍮製ネジでしたが、コック式 ドレーンコックに交換しました、こちらだとレバーを廻すのみなの で作業がやり易いです、購入先はアストロ代理店で600円前後 |
■ 最後のまとめ |
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今回のピストンリング交換にあたっては、購入から4年前後程経過しておりました、私は面倒なので常にエアーコンプレッサーの電源を落とした事がなく、常に電源入れっぱなしです、その理由は髭剃り機の使用後の清掃、バッテリー式掃除機のタンク清掃、パソコン本体の定期的な誇り飛ばし、家のエアコンフィルター清掃等など、、、 何時でもエアーで飛ばしたい、その都度電源を入れてからエアー満タン迄待つ事が面倒(スタート迄が待てない) なので常に電源は入れたままの使用を続けてました、ですからピストンリングが摩耗する迄の時間経過が早まるのは当然です、またこの様な使い方をしていると鉄製エアータンクですから水で錆びやすく、また誇り粕等が溜まってヘドロ粉も蓄積するので、タンクエアーの底抜きすると、真っ黒な水交じりのヘドロが放出されます、しかし毎回使用後のエアー抜きはともかく面倒なのです、この様な使い方ですが、今の所購入依頼主だった故障もなく使用出来ておりました。 記憶が薄く正確ではありませんが、購入時価格は19800円+送料4500円くらい支払ったと思います、最近徐々に異音がして来たのと、エアー満タン自動停止迄の時間が伸びていたので、原因をいろいろ調べていました所、ピストンリングの材質がプラスチック製で摩耗することを知り、再度購入する気にもなれず、交換リングをなんとか手にいれて修理したいと考えました。 ピストンリングを探す過程で、何時もその他の部品や工具購入でお世話になっている●山市の某アストロ工具店で、「オイルレス用の交換ピストンリング」を扱ってませんか? オーナーに伺うと「それは部品もでないし(ツインピストンモーター内のピストンリング)、再度静音オイルレスコンプレッサーを購入するしかないですね」 正直、自分の店でもアストロ製オイルレスコンプレッサーは何台も販売しているのを知ってましたので、「既に購入した方たちは、どうしてるのですか?」 数秒程度、無言のままで、「新たなコンプレッサーを購入してもらってます」 私はプロの修理屋ではありませんが、せっかく知名度があがり近年はプロの修理屋さんまでもが購入しに行く店、そこの「店主発言」にはがっかり、 メーカーは違うなれど、安価のオイルレスコンプレッサーの場合エアータンクとその周辺装置の一部の作りが違うだけで、静音タイプのツインピストンモーターはすべて同じメーカーのチャイナ製が備えられています。 エアーコンプレッサーオイルレス用のツインピストンモーターは「常にアリババ」上で纏め売りしてます。 アストロ製エアーコンプレッサーオイルレスも同じアリババで販売しているモーターが設置、なので沢山販売している店として、たった数百円で買える部品があるのに、新品コンプレッサーをを買えとは? 本当に知らない? あるいは故意? ちょと勉強が足らないの? って云うか、聞いている内に小馬鹿にされている様に感じました。 |
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これで当面使用できると思いますが、如何せんオイルレス制品はピストンリングが摩耗するので定期的な交換が必要です、その為プラスチック製ピストンリングを10個程纏め買いでオーダーして置きました、アマゾン倉庫に保管あれば翌日到着しますが、在庫なしの場合は中国本土から届くので3週間前後かかってしまい急ぎ修理交換ができません、消耗品なので交換在庫は保持していた方がよさそうです。 10個纏めて ピストンリング 左右2個 ピストンリング ピストンシリンダー 水分除去装置 ツインピストンモーター 現在爆音レシプロから静音オイルレスへ代わったモデルが主流ですが、更に進化いたし ⇒ 4ピストンモーターが登場、供給スピードも倍速、エアー出しっぱなしでも圧力は4Mps以上をキープの様です、4ピストンモーターが100Vで仕様可能となった理由は、1つのモーターが680W(ワット)と省電力化、そのおかげで680W÷100V=6.8Aのモーターを2基搭載しても13.6アンペア(1360W)に収まる事から、家庭用分電盤旧家ブレーカーの場合15(1500W)アンペアか、通常20アンペア(2000W)が主流なので、今後2基搭載型モデルが普通に販売されると思います、その制で旧モデルは半額程度になるかも知れませんね。 ただし、倍速となっても釘打ち機の様な高圧仕様用途ではない為、初期回転トルクを重視する仕様者は一定程度貯めるエアータンクは今まで通り不可欠です。 @100V4ピストン仕様に換えた事でエアーガンを以前より使えます(元来の200V仕様には追いつきません) A100V一馬力モーターではエアー不足だったエアーベルトサンダーが使用できる様になりました Bより強力に仕舞ったボルトを外せる様になりました(ただし、肉厚の薄いソケットには要注意です) ハイガー社製 デジタル表示 100V 1500W 2馬力 最大圧力1Mps 4ピストン オイルレス静音コンプレッサー 中華製ですが群馬県に拠点を置いているので対応が早い ONE STEP オイルレスエアーコンプレッサー 50L 静音 大容量 0.8MPa最高圧力 安価な値段だったのでこちらへ乗り換えました。 100V 仕様では現在上記ハイガー製、ついでONE STEP社製がエアー供給量最大の様です。(2023、5月現在) |
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