バンキロハンでYU氏が尋ねた家の主人は残念ながら留守でした、そこで帰ろうとした時に偶々ご覧の方々が
バースデイーパーテーを皆で祝福している最中だったのです。
よそ者を頑なに入れないのがある意味スクワッタでの暗黙の約束事、一度間違えれば皆の家は消えてしまうからです、
そんな彼たちが私たちを意図も簡単に受け入れ酒までご馳走してくれた、やはりここでもYU氏の敷居の低い外交
努力が光っていました、YU氏の発言では宗教や肌の色は拘らないと言う、問題は真面目さと信用を高く評価したいと
言っていた、私自身確かに思い当たる節は多い。
こう言う場所でもお酒飲みのマナーが御座います、コップは何人いても通常1つであいのみ、
酒汲み専属当番がおりまして、その彼が次ぎに貴方飲みなさいと指示された段階で飲み干す、
これがダバオスタイルの飲み方です、もちゆっくりと飲むとなると次の人に迷惑がかかります、
酒の摘みもその様に指示され手前に回されたら食べる、これが妙に湧き合い合いとなるのです、
通常ビザヤ地方以南は椰子の原酒でトバと言うドブロクを飲みます、1ガロン(3.8L)p25程度、
ちなみにここでは約5ガロン(19L)つまりポリタンクで飲んでました。
ここに掲載された誕生日を迎えた方の名は、Nael(ネル)氏 XX歳 FAB/20/2003 独身、
写真上中央部の青のランニングシャツを着た方です。
ダバオのスラム街バンキロハンには現在約2500の家が立ち並び、平均1バライ(家)6人がお住まいに
なっております。
Bankerohan Brangy 5-A
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