Aparri編
カガヤン州アパリ編です、2003.05にここアパリより以北のバタネス州バスコ及び、カラヤン群島を目視してマニラから遥々向かいました、このアパリから先は漁船で約3時間でカミギン島、更に2時間30分程度でフガ島・ダルピリ島・イラオ島などに向かう事が出来ます、またカミギン島を経由してカラヤン島へ向かう事も出来ます、この付近で最大の島面積を誇るカラヤン島は島内でお米の作付けもあり遠くバタネス州バタン島のバスコへ運んでもおります。
カラヤン島〜とバタン島の間に途中バブヤン島と言う島が御座います、カラヤン群島からも遠く離れ、またバタネス諸島からも遠く離れている為、その昔は海賊島で有名になったと言う噂をバスコで耳にした事が御座います、あまり周囲の島との交流は殆ど無い様です。
島の位置関係は右をクリック下さい バシー海峡地図
注意したい点はアパリより定期船は全く御座いませんので渡る時は帰路も含めて注意が必要です。
アパリからカミギン島までは生活物資を運ぶ個人船に便乗する以外渡る手段は御座いません、また何時カミギン島からアパリに来るか、、、? 全く不明です、ですからアパリ町内の安宿でカラヤン群島の人々は幾日も滞在を余儀なくされます。
勿論私Caviteも4日程ここアパリで待ちました、そして4日目の早朝カミギン島から来た魚船に交渉した結果、乗組員から得た情報は意外なものでありました、それは北イロコス州の南端に位置するイロコス地方最大の港コリマオ港からカラヤン島経由⇒バタネス州はバタン島のバスコ港へ定期船が就航していると言う情報をカミギン島からやってきた魚師に初めて聞いたのでした、勿論当地アパリの住人ですと誰一人その存在を知る人はおりません、まして幾らインターネットで調べてもこの地域の掲載はある物の第2次世界大戦に関係した話題が中心で一切渡行を書いた情報掲載が御座いませんでした。
ですから私に取って貴重な情報源となったことは確かでして、既にマニラを出発以来1週間以上も経過してました、ようやくルソン島から北の永地へ渡る情報を得ることができたのでした。
その後の情報によれば、アパリ河川港発、カミギン島経由でカラヤン島への定期就航ができた様です、噂によれば高速船も就航したとか? でもこの海域は台風銀座地帯でソコソコ荒波海域です、海からカガヤン川へ入る時に反発した高波に重なると転覆する場合もあって、以前大きな死亡事故も起きております。