フィリピン共和国運転免許証

 フィリピン共和国発行の運転免許証です。 
2000年頃に首都マニラLTOで取得致してから、かれこれ4回程更新致し、ご覧の様に有効期限2011-07-30迄なので失効してます。

期限切れと謂っても、全国各地のフィリピンLTOオフィスに行き、ペナルティーフィーを支払えば更新可能です、言い換えれば日本とは違い更新漏れに伴なう反則金制度があり、支払えば一日で再発行可です、もちろん取得致せば即運転できます、
 
運転免許証更新時に行なうこと、身体検査・医師による診察証明書・薬物検査(尿検査)・視力検査・写真撮影・署名、最後に更新手数料となりますが、更新期限超過の場合は反則金も加算されます。

2011年頃の地方LTOでの更新ですと上記手続きから新しい運転免許証発行迄、午前中に行って申請すれば午後3時前後にもらえました、その当時講習はありません、でも今はあるかも知れません、当時の更新料金で全部込みで1000ペソあれば数百ペソのおつりがあったと思います。
時も相応に経過し物価も上がっているので、現在は値上げされている思いますし、逆に申請から発行までは早くなっていると思います。

私が取得した2000年頃は、日本国内運転免許証からフィリピン運転免許証へ切り替えられた頃でした。

現在の制度では、フィリピン国内に半年以上滞在しなけば切り替えができなくなっていると聞いてます。
あるいはACR-Iカード取得者でなければ切り替えできないとも聞いています、私の場合既に取得している制もあってか、調べる必要がない為詳細は不明です。

2000年当時は、日本からフィリピンへの観光旅行者であっても、日本国内運転免許証を持参する事で切り替え出来ていた頃でした、ただしその頃の切り替えは数か月に及ぶ日数もかかったり、法外な金を支払えばLTO事務局へ行かずとも免許発行された人もおりました、通常日本運転免許証からの切り替えとなるのですが、法外なお金を支払えば、日本の運転免許証があろうが、無かろうが、関係なく発行していた頃でした。

メトロマニラ圏には、LTO本局がケソン市のイーストAVE(アヴェニュー)にあり、その他支局がパラニャケー市やパサイ市、マカティー市等数か所あったのですが、実際免許証切り申請に向かうと、窓口で日本人を見ると即LTO職員が声をかけて来ます、その後LTO支局長室に案内し、支局長の机の中から既に申請した日本人に手渡す前の運転免許証が何十枚も保管されており、それを魅せつけて欲しいなら即発行するぞ!!
この様なやり取りが横行されていた時代でした。
一方、きちんとした手続きをした場合、先ずパサイにある日本総領事館に行き、日本運転免許証を持参いたし英訳をして頂きます、英訳証明書を発行して頂き、それからLTO本局に行ってまともな手続きをすれば当時で300ペソで取得できました、申請から発行迄1週間後でした、もちろんLTO本局内であっても裏口案内のフィクサーは幾人もおり、その数は一々断るのが面倒くさい位の人です、従ってLTOが全体的に腐っていたと謂えるのではないでしょうか、
言い換えれば取得方法に正規だろうが、裏口だろうが、免許証に変わりなく、切り替えて仕舞えば日本の運転免許証へ切り替えが出来てしまい、極端な話として酔っ払い運転で検挙された日本人がフィリピン共和国発行の運転免許証取得でもって、短期間で返り咲く形式が取れてしまう、何とも馬鹿げた行為がありました。

こうして、フィリピン共和国発行の運転免許証が疑われる様になって行きました、この様な事があったので日本公安員会から強く不審がられ、っと同時に疑いを持たれる様になって行きました。

今日日本各地にある都道府県公安委員会に行き、フィリピン運転免許からの外免切りえ申請を行なうと、殆どの窓口でどうやって取得されましたか、、、ねほり、はほり、聞かれ、最後に「貴方の免許証は容認できません」と拒絶され、提出したフィリピン共和国LTO発行の免許番号も登録され、以降の切り替え申請から除外されて仕舞います。
中には他県へ住民票を移動し、県を跨いで外免切り替えを行った方もいる様ですが、今はオンライン時代、一度ロックされれば何処の都道府県へ向われても結果は同じです。

無駄な時間と経費をかけ、わざわざ渡比し、おまけに家計まで苦しめ、仕舞に実にならなければ、夫婦間の揉め事となります、懸命な選択としては、非常に欠けた結末を迎えて仕舞います。

であれば、最初から「日本の自動車学校へ行く」、着実に実技合格し、最終難関である学科試験は都道府県公安委員会の「英語試験」を受ける、こちらの方が着実且つ堅実と思いませんか、

それは運転につき者で必ず事故は起こします、外免切り替えのフィリピン人妻が事故を起こした時、

即救急車呼べますか、

110番できますか、

任意保険加入してますか、

車検を受けること知ってますか、、

基本的なことを知らないで済まされますか、

これらフィリピンで免許取得した者は教育受けてますか、

取得に苦労致しますが、いざっと云う事態を招く前に知る学ぶ覚える、最後に技を作り上げる、これが日本のドライビングスクールへ行く理由です、少なくともフィリピンLTO発行の運転免許証では何も解決致しません。

在日フィリピン人の為の運転免許試験問題集ですリンク貼って置きます。

 タガログ語版

フィリピン免許を更に知りたい方は下記を読んで下さい。

 フィリピン免許

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