Sabtang(サブタン)Island

さて、本日は待ちに待ったサブタン島行きである、
定宿のマミーに連れられて彼女の実家に行く、
バスコを早朝5時に出発するも、イバナ行きの
ジプニーが中々来ないので結局暫し待つ羽目になる。
私たちの移動範囲を地図で持って示してみました御覧の様な位置関係になりますがご理解戴けますでしょうか、、、、、?

地図右からバタン島・左へサブタン島・更に左へイブンホス島・1番左の小さな島がデケイ島となります。
その内昔から人が住みついている島はバタン島とサブンタン島になり、僅かな人がCalabao(水牛)の自然放牧の為に僅かに行き来している状況です、その為イブンホス島とデケイ島へは定期船が御座いません、全くのチャター船で行くしか方法が御座いません、今回の取材でイブンホス島へは渡る事が出来ませんでした、サブタン島で聴く話によると、島周辺海域は白砂(ホワイトビーチ)珊瑚の固まりがあり、中でも超有名なココナツクラブ(椰子ガニ)の宝庫と謂われております、先の第2次世界大戦中、日本海軍軍艦がこの付近を航行中沢山アメリカ海軍に寄る攻撃と島からの対艦砲射撃で撃沈されているようです、その為無人島だったイブンホス島には漂流日本人が暫く住んでいたと島民が口を揃えて言います。

写真中央のバタ(子供)は早朝5時頃から、街中を
「ホットパンデイサール」と何度もバラガイロードを歩き
売りまわります、p10で5個買う事が出来る、
発泡箱に入れ暖かさを保持しながら、売りまわるのだ、
え? 暖かさを保持するのですか? 良くぞその疑問
を結ってくれました、ここはフィリピンです、はい
、確かにそうです、暑いでしょう??
暑い? それは確かに超暑いです、でもそれは
ルソン島の話でしょう!!
確かに、でも日本でも沖縄は暑いのでは、
あっはははは、、、、
沖縄・台湾・バタネスには日本で謂う春ないし秋程度
まで温度が下がるのです、
え? そうなんですか、、その通りです、知りませんでした、
ですから日本の12月や1月時期来るとセーターを
着ないと寒くて住めません、
現に今10月でも既に寒く連日季節風が吹き荒れ
お世辞にもTチャツでいるのがやっとです、しかし、
3月以降はめっちゃ暑いです、それ以降フィリピン全土
何処へ行ってもクソ暑いだけです。

なるほど勉強になりました。
さぁ〜目指すサブタン島へ半年振りに向かいます、早朝6時頃のバスコ郊外の様相です。
写真道路奥右側のドラム缶の山は日本からの不法投棄?

あっははは、いえ違います、その中身は軽油が満載されて
いるのです、軽油ですか? はい、何するのですか、
ここバタン島のデーゼル発電所なのですよ、それで沢山の
軽油をドラム缶に入れて本土から船で輸送しているのです。

電力会社は? 
ミンダナオにある電力会社と同じナホコです、ネグロスは
ノリコ、マニラはメラルコと言います。
イバナまでは海岸線を暫く走る、島は結構簡易型アスファルト舗装が多く目立つ
いよいよ、集落を過ぎると隣のマハタオまでは海の切り
立った岩場を抉った道路が続く、道路が狭くすれ違いが
出来ないので互いのジプーがクラクションを激しく鳴らすが、
全くの安全の為である、マニラのアホドライバーと違って
合理にかなっている、うんうんこれが日本で習った
運転マナーだ、そう確かに思ったのである。
この写真を御覧戴ければ一目瞭然です、仮に落ちれば断崖が待ち受けておりますので、一溜まりも御座いません。
この島にもトライシクルは活躍しておりますが、
めっちゃ高いです、
え? ぼったくり? トンでもありません、この島で
ぼったくり聞いた事が御座いません、じゃ何故高い
のですか? それはガソリン系はすべて船で
運ぶ為です、そっか!! 納得です。

ついでに米も島内では作付け場所が御座いません、
ってゆうか田んぼに引く程の水が確保できないのです、
時間断水は通年なんですよ、なるほどね、

それでフェリーや荷物専用船で途中のカガヤン州の
カラヤン島から買って持ってくるケースが多いのです、
でもね、お米はマニラの一般米よりずっと
美味しかった、お世辞抜きでそう思っていた。
なんだかんだしている内に、マハタオについた、
ここはマハタオのバランガイハウスとポリス
ステーションです。
ちょと変わった建物なので写してみましたが、どうも学校件教会の併設地でどっちかわかりません。
いよいよ、マハタオともお別れして、一路イバナへ向けて
再出発!!
段々Mt、イラダが遠くになる
バスコから約30〜40分程度だろうか、、、、
イバナの船着場に着いた、サブタン島から来た船が既に
着いていた、早速乗船する準備をした。
御覧の様に幾人が乗れるか?

やはりここでも人数無制限だろうか、、、

しかし、小さな定期船のわりにはちゃんとジャケット
も備え付けてある、人数分があるかないか、それは
別にしても、あるだけマシな方だ。
段々バタン島から離れて行く
暫く走った頃、船の屋根を覗いてみた、ここでもジプニー
ではないが、船の屋根にまで乗船しているのではないか、
更に陸地から離れる
船の中の様相である、全くの地元島民だけであった、
だが私を見ても日本人とは誰も思わないだろう、、、、
理由は、ここは台湾人に似た顔つきも結構多い点です、
だから混じっていれば全く気がつかない筈だが、話をす
れば即判る、ああやっぱりか、、、、、
撮影の都合上話をしない訳にはいかない事だ、これは何?   即聞きたくなるし聞かなければ後に説明が出来ない、なるほどと感心している場合じゃなかった、どうやら写真の様な巻き糸から数百メールものイトを流し擬餌バリを使ってトローリングを一斉に始めたからである。
暇な私の目を楽しませてくれた。
まもなくサブタン島が近づいてきた、独特の台湾バハイ(家)そのものである。
サブタン島の海から見える山である。


サブタン島へ向かうショートビデオが見れます