台湾海峡に浮ぶ/フィリピン最北の州
バタネス諸島
ここから無断で写真転用禁ず



これからイバナ漁港よりサブタン漁港へ定期乗り合い漁船に乗って謎の生き物「ココナツクラブ」を 一目見ようと向うところです、対岸のサブタン島から船が来るのを待っております。



なんでもない建物は何でしょう!!
何とこの家の入り口をよく読んでみたら、無人の果物販売所です、おまけにコーヒーも飲めちゃう。
え? フィリピンに無人販売所、まっまさか?????  確かにフィリピンをしっておられるかたなら、 皆さんお思いでしょうね!!  でもココバタネス州には泥棒はおりません、もし泥棒する者なら この島に住み着くことは生涯泥棒と言われ続けるそうです、島民全てが知り合いである為と、 台湾スタイルの商法が行き着いているようです。
無人の家で物を買うときは、ノートに幾つ買ったと記載し、BOXに相当額を入れる単純な物、 私の日本の故郷福島にも無人野菜販売ありますが、それらの方法と全く同じです、貴方は 信用いたしますか???

 


更にイバナより先へとジプニーは行く、この島は非常に物価が高いのが特徴です、大半が本土より 定期荷物船で運んでくるようです、どの程度の間隔かは不明ですが、何故か景気が良く、島は 建設ラッシュ間最中です。



船が来るまでの間に暇つぶしと思い海岸で何かを採取している人に近づいていきました、 ありゃま〜〜〜 わお〜〜 こりゃ〜〜〜 う・ウ・ウニだ!!! え? こんなところで出会えるなんて、 何と光栄なのだろう!! しかも相当数いると言うのだ、粒も日本近海物よりマラミ(大きい)、 我を忘れ食べまくりました、ウニの味噌を鷲づかみし、海水で洗い口に入れると、ああ〜〜 何て幸せな味が???   まさかこんな場所で生ものを食べれるなんて!! マニラでも難しいのに!!
バタネス近海は相当数生息している様で、島民でも食べる事を知らない人が沢山いると言うのです。



さて、目指すはサブタン島ココナツクラブ、漁船に乗りいよいよ出発時間にして約40分のコース。



サブタン島の教会が見えてまいりました!!



漁船から降りると、いらっしゃいませの横断幕があった。



台湾風石造りの家並みです、見るからにフィリピン本土とは明らかに様相が違います。



同様に数枚写しましたので公開致します。



台湾風石造りの家です、ここはバタネス州、サブタン島・サブンタン地区。



数件回ってやっと見つけました、これが噂の「ココナツクラブ」と言う椰子ガニです、よく見ると 体全体が紫色していて動きは遅く、陸の岩肌の弾劾絶壁などに好んで生息しているようです、 島で直接買い付けて1kg当りp430程しますので、結構高額なお値段で取引されていました、 食べ方ですが、メインはカニのお尻にあたる部分にココナツオイル状の油が入っていて、 ただのお水に何も入れず、そのまま釜茹でするだけでOK、そのオイルの味が珍味なのです、 また、グンテン(ハサミ)の部分も大きくカニ肉も結構食べ応えがあります、私は若干丘ガニとも あって土臭い味がきになりました、ちなみに購入した椰子ガニは一匹750gの大物でした、 更に大きい物は1kg超える椰子ガニもいるそうです。



島に渡るとき仲良くなった女性がおり、その子にお願いして椰子ガニの持っていそうな 家を1件づつ訪ね歩き見つけたのです、彼女は私の家に寄るかと言い、少しの時間寄せて戴きました、 年の頃は21歳既に赤ちゃん1人の母親でした、しかし父親に当たる彼は島を捨て彼女を捨て 一人マニラへ行ってしまったと言うのです、のこされた彼女は両親や兄弟と一緒に 暮らしておりました、兄弟は11人程おりその中の4番目と言う事でした、写真上の 干した燻製は保存用の魚だそうです、6月くらいから台風シーズンに入り漁に出る事が出来なくなるので こうして漁獲がある内に燻製に加工し沢山保存するようです。



サブタン地区高台からバタン島イバナ方面に向って撮影した写真です。

最後に本船がカラヤン島を離れてから約7時間経過要約サブタン島を確認いたしました、 その時の操舵室から船首方向へ撮影した貴重なビデオが収録されております、 日頃の南シナ海は殆ど波もなく静かなベタ海のイメージですが、カラヤン島付近を過ぎた頃から 本格的な太平洋航路へと変ります、その為か本船も左舷、右舷と大きく揺れ、また、 船の傾きも激しさを増してきます。
ここをクリックくだされますとビデオが見れます, ダイアルアップやISDN回線の場合は視聴までに5分〜数十分かかりますのでご注意下さい。

掲載のフィリピン地図に関するお問い合わせは、
管理人Cavite宛までご連絡願います。

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