国境まで僅か2時間フィリピン最西端 パラワン州バラバグ島





パラワン州はフィリピン共和国全土で見ればほぼ南北1500km以上に渡る細長い島だ、北はブスアンガ諸島やコロン島から始まり、東はコヨ島などのキニルバン諸島、そしてパラワン島南西域にバラバグ島を初め、ブグスク島、バンカラン島など国境超えのボルネオ島(マレーシア領)北まで続く、中でもパラワン州最西端の一番大きな島がバラバグ島でありフィリピン共和国で最も西にあたる。

首都マニラからだとパラワン州都のプエレトプリンセサ空港まではおおよそ1時間、空港から郊外のバスターミナルまで約4km移動致しリオトバ行きのバスかシャトル(1BOX)に乗車すること約290km同島南南西方向へと走りバタラサ町リオトバへ着く。



バラバグ港からボルネオ島の北クダット港までは約4時間の距離だが定期船はないのでバラバグ港でプライベート船に同乗して向かう他ないが往来は結構あるのが実情だった、もちろんパスポートなどはいらない世界であるがこの様な状態が常である。
特にフィリピンとマレーシア国境線上に程近い場所に浅瀬の岩礁があるその地区の名前は海上集落のマンシーと呼んでおり、陸上ではなく浅瀬の岩礁だ、フィリピンの詳細な地図でも中々確認することは困難なくらいだ。

クダット港〜マンシー浅瀬海上集落までは約2時間の距離で常習的(頻繁な密入国)に国境越えを行っていた。

また、この島にはバラバグ港付近を除けば殆どがイスラム教徒が多く住む地域であり、バラバグ港からサンボアンガ港へも頻繁に往来が確認された、その為バラバグ島内に住む人々はバシラン島やホロ島からも多くのイスラム信者同士が結婚をして移り住んでいる。 他の島 バンカラン島でもブグスク島でも同じことが確認できた。
高速バンカーがバラバグ湾を抜けると朝晩イルカの大群が押し寄せて乗船客の目を楽しませてくれる。





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