天然港と呼ばれるリオトバ港を出港後約1km沖合いに浮ぶ進入塔があった
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遠くに見える山はブロックスポイント方向がハッキリと見えた
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まじかに見る進入塔、フィリピンはリーフと呼ばれる浅瀬の岩礁が沢山ある為にこうした進入塔を頻繁に見かける |
鉄鋼石プラントから海外へ運び出す大型の貨物輸送船が頻繁に往来致す
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左の写真と反対側の様子である、極端に人家が少なくなっていた
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住友金属鉱山とリオトバメーリングコーポレーションの合弁企業がリオトバにある、専用プラントからパイプラインが沖合い数キロ先まで伸びていた |
湾の奥地を撮影した写真である、天然湾の奥に川があった、プエレトプリンセサ港のホンダ湾に似ていて小さくした形だった
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話ではここから約3時間かかるらしいが、個人所有のバンカー乗船の為、エンジン出力が小さく幾分速度が遅い
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徐々にリオトバ港を後にバンカーは進み始めた、午後2時ころの出港の為到着は午後6時頃になるかも知れないと謂われた
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少々汚い写りの写真になってしまった、どうやらこれがバラバク港? と思ったらここは島の最北付近でまだ先らしい
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マレーシア系の木造船だろうか?
あちらこちらの海岸で見かける様になって来た
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ご覧の様なリーフと呼ばれる浅瀬の岩礁がやたらと存在、大型船ではとても近づく事はできない |
これも木造船だ、さすがにフィリピンと謂うよりもマレーシア領の雰囲気を感じて仕舞う |
晴れていれば相当な写りの良い写真になるだろうか、しかしこの海水の透明度、そして透き通る青 |
既にリオトバ港出港3時間経過、更にスピードあげバラバク港へと急ぎ水しぶきをあげる |
リオトバ出港後おおよそ4時間でバラバク湾に突き出た半島付近に達した様だ
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移りは悪いが使われていない桟橋だろうかかなりの大型船が入港していた形跡が伺える? |
バラバク港付近に点在する街並みが見えて来た
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角度を変えて写して見るが天気も悪い制か走行中ともあって写りが悪い
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バラバク湾奥側を写して見た
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最終地点の港までホンノ一息まで来た
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バラバクの集落がよく確認できる
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マレー系木造船がまたも停泊中
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木造船とバンカーが混じるのはスルー州やパラワン南西部に多い |
パマハラアン バヤンと書いたバラバク行政事務所である
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港周辺の様子、小さな集落で形成されている
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ようこそバラバク町へと書いた垂れ幕があった
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一歩集落を外れると見渡す事のできない位の草木だった
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港を見下ろす山に旧日本帝国海軍が建造した艦砲射撃用の砲台跡地である |
角度を変えて撮影、戦後60年以上経てもまだ形跡は残ったままである |
石の割れ間に多きなトッコがいる、噛まれたら大変なので慎重に写す
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蛇からトッコがひび割れた隙間に入り込み下手に近づけない
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上陸後地元住民の紹介で登って来て見たが既に砲台は外され売却された様だ
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しかし、ここから眺めるバラバク湾は南国の果を感じる、戦争当時はどうだったのだろうか? |
大型船が使用していたと思われる桟橋もがここからはよく見える
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生い茂る合間から港を写す
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ディスクトップの背景用写真に向くだろうか湾一望 |
砲台跡地から見下ろすバラバク港
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更に別な角度から写すバラバク湾
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バラバク湾の奥(港の更に奥の様子)
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砲台から写した最後の写真だ
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まさかとは思うが日本のこんにゃくに似ていたので撮影して見た |
これも何の植物か解らないがともかく目立ったので写して見た |
誰が植えたのだろうか? パイナップルが無数にあった
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砲台から下ってバイクをレンタルして旧港桟橋方向へ移動しての撮影 |
人口密度が低いのか非常に人家が少ないのが特徴だ、島内に転々とあるだけ
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バイクを何とかレンタル致し島の東海岸側を走って見ることにした、少しづつ撮影しながらの移動開始 |
バラバク湾内は白砂はなく綺麗な姿は伺う事ができなかった
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これはココナツの釜茹である、太陽に干して椰子油を抽出致すより早く処理ができる
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なんと謂う植物か解らないが、フィリピン最北部のバタネス州海岸でも同じ植物を目にしている
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さすがにフィリピン最西端まで来ると見かける景色がちょと違う
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普通のフィリピンで見かける景色とは明らかに異なって見える
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スルー州やミンダナオ島も歩いたがご覧の景色は見た事が無かった
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どうやら使われていないのか、壊れているのか島内に一箇所だけダムがあった
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ダムサイドはロックフィールド式のダムの様だが積み上げた岩石の色がかなり鉄分を含んでいる様だ |
ここまで大掛かりに建設しても持続予算が保てないのか水の貯蓄はゼロだった
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港からバラバク島の西海岸方向へ向かって見た数は少ないが田んぼがあるので米は自給できる様だ |
至るところにコゴンと呼ばれる屋根に葺く草が育てられていた、この草は持ちがよい |
おそらく自然発生というよりも人力で植え付けされているのではなかろうか?
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麦畑も確認できた、バラバク港周辺から島西へ向かう一角に集中していた
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初めの内は走りやすかった道路も徐々に道幅が狭く殆どバイクだけのタイヤ幅化して来た
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ずいぶんと奥地まで入っては来たが島の西海岸まで辿りつく前に燃料が危なくなって来た
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ご覧の様なケモノ街道となってしまった、それでも根性で突き進むが暑さに限界がきそうだった
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雨が降らないのか乾き切っていた、何処まで走っても中々人家が出てこない、さて何処でガソリンを別けてもらおうか |
ここには世界最小の野生シカの生息がある、夜行性なので昼間の確認は望めないが、どうやら子ヤギだった |
バラバク港早朝6時前再びリオトバ港をめざし出港、幾分まだ薄暗さが残っていた
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ちょいピンボケの写真に写る木造船だがどうやら貨客船も兼ねているようだ、何処へ向けて出港しているのかは解っていない |
フィリピンで多く見られる海上集落だ、こう謂った入り江や湾内ならば珍しくはない程見かける光景だ
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バラバク湾入り口北側に突き出た半島です
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同じく、徐々にスピードをあげ離れて行く
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バラバク島を後に速度を増す黒鉛が写真上からも解る
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時速にして約50km以上の速度は出すだろうか?
ともかく下手な高速船より速い |
早朝ともあって風もなく周辺海域は揃ってベタ並みが遥か遠くまで続く
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速い、ともかく一般のボートからすれば速い、一人乗船賃300ペソだが下手な高速艇レベルじゃなかった |
朝日があがったが残念ながら水平線に雲があってまともには見えない、しかし逆に神秘的な光景が写せた |
徐々に夜が明けた頃バラパク島北に差し掛かって来た
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ご覧の様な海面鏡とも受ける海と早朝の南海を感じる
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本船はバラバク島北にある別の島付近に差し掛かった
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午前7時前後だろうか、バンカラン島に到着寸前の写真
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見たそのままの景色が素晴らしかった、透明度が高い上に水深が5〜6m |
バラバクからバンカラン島へ僅かだが乗船客が降りた、そしてリオトバへ向けて乗船客が乗る
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このバンカラン島では平坦な島で山が全くない、その為まともな水の確保が難しく田んぼが全くないらしい |
15分も停泊しなかっただろうか?
直ぐにも本船はリオトバ港へと再出港をした
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バンカラン島の北部付近海岸である、浜辺にある民家が転々としている
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遠くだが肉眼で見えるのはブグスク島である、徐々に大きく迫って来る
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バンカラン島北部だが少々大きな木造船が確認できた
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この木造船は定期船なのだろうか? 幾日かリオトバ港で待機していたが見た事が無かった |
バンカラン島とダラヒカン島の間付近で見えた無人島?と思われる
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何と謂う島かは判明できない、おそらく地図上にもない島かも知れない
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パラワン本島最南端部が遥か遠くに見えて来ました
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パラワン本島がだいぶ身近に見える位置まで来た様だ
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漁船だろうか? 掘削船だろうか? 見分けができなかったこの付近で見る船としては珍しい |
バラバク島を出港後あっという間にダラヒカン島についた
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ダラヒカン島に本船は停泊しないのでおそらくここから直接リオトバ港へ出港船があると思われる |
ダラヒカン島北部を捉えた写真、日も差して眩しいばかりの光景だ
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遠くに見えたパラワン本島だが随分と近くになって来た
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徐々に近くなりどうやら建物?らしき物も見える
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この様に無数の入り江があるだけでなく原生林で覆われ全く中が見えない
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フィリピン全土でもこの様に自然林がそのまま残っているのはあまり見た事がない
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自然林が残るひとつは台風飛来が少ない事、二つ目は道路がない為開発され難い事、三つ目はマラリアも所々にいる様だ |
大変奇妙な形をした山が見えますが、これはブロックスポイント町にある山が海上から望む事ができた
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監視塔に見えるが?
原生林の中から突き出した様な付近にはマトモナ道路はないらしい
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私を運んでくれた高速バンカーボートである、おそらく最大スピードは推定で60km以上はでた物と思います
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日焼けした肌の人々はバラバクの人達だ、リオトバやバタラサへ向かう乗客や遠くプエレトプリンセサ市まで向かう
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私を運んでくれた高速バンカーの船名アシュリマ2号、実に速い、バラバク港〜バンカラン港〜リオトバ港、僅か3時間で走破した |