完全走破の旅

走行距離4,600km
 日本からマイカーで行く韓国の旅 2012.07.27改正
2016.07.16改正
 高速50% OFF
 ドラぷら □ 2009年ルート 使用した高速道路 東北道 鏡石PA~郡山JCT
磐越道 郡山JCT~新潟JCT 北陸道 新潟JCT~米原JCT
名神道 米原JCT~吹田JCT 山陽道 吹田JCT~山口JCT
 中国道 山口JCT~下関IC


 関釜フェリー
□2012年ルート 阿武隈道 矢吹中央IC~東北道矢吹IC~岩船JCT
北関東道 岩船JCT~高崎JCT 関越道 高崎JCT~藤岡JCT
上信越道 藤岡JCT~更埴JCT 長野道 更埴JCT~岡谷JCT
中央道 岡谷JCT~小牧ICT 東名 小牧ICT~吹田JCT(名神)
山陽道 吹田JCT~山口JCT 中国道 山口JCT~下関IC
 

 2009年ルート 出発地:福島県矢吹町~山口県下関港経由~関釜フェリー~
到着地:韓国釜山港経由~韓国キムジェ市ヨンサンバエグ 
往路:1800km 復路:1670km 韓国国内走行距離1130km 使用した車 軽マツダAZワゴン 115,678km

 出発日:福島発2009.05.07 05時30分 滋賀県彦根SA着2009.05.07 15時30分 広島県宮島SA着2009.05.07 20時30分
山口県下関着2009.05.08 09時30分 下関港書類検査15時 出国手続き18時自家用車積載 出港20時

韓国釜山港着2009.05.09 08時30分 自家用車搬出 入国手続き 09時30分検疫検査 韓国自賠責15000円相当
釜山国際フェリーターミナルより上陸許可10時30分 11時出発 釜山国際空港から高速へ一路光州方面を目指す
光州SA着2009.05.09 15時30分 全州IC2009.05.09 16時50分 キムジェ市役所着17時20分 
最終目的地:キムジェ市ヨンサンバエグ着18時30分 

天候 晴れ(ソコソコ暑かった)釜山港から一日中天気が良かった

  2012年ルート 出発地:福島県矢吹町~山口県下関港経由~関釜フェリー~
到着地:韓国釜山港経由~韓国キムジェ市ヨンサンバエグ 
往路:1506km 復路:1556km 韓国国内走行距離1290km 使用した車 軽ホンダライフ 142,345km

 出発日:福島発2012.08.10 08時30分 岐阜県養老SA着2012.08.10 17時50分 広島県宮島SA着2012.08.11 05時15分
山口県下関着2012.08.11 09時30分 下関港書類検査15時 出国手続き18時自家用車積載 出港20時

韓国釜山港着2012.08.12 08時00分 自家用車搬出 入国手続き 08時30分検疫検査 韓国自賠責15000円相当
釜山国際フェリーターミナルより上陸許可09時30分 09時40出発 釜山首都高速から一路全州方面を目指す
全州SA着2012.08.12 11時15分(昼食休憩)) 全州IC2012.08.12 13時01分 キムジェ市着13時06分 
最終目的地:キムジェ市ヨンサンバエグ着13時15分 天候 豪雨(雷を伴い土砂降り)

天候 晴れのち雨 釜山港で降りた時はまあまあの天気でエアコン使用するくらい暑かったが、本線と分岐いたし内陸高速移動始まった頃から曇り空となり、標高が増すにつれ気温が低下23度くらいまで下がった、峠を越え黄海側(西海岸)へ出ると再度気温が上昇いたすも蒸し暑くなりついに雨が降り出した、全州(ジョンジュ市)を通過する頃から更に雨が強くなり雷を伴う激しい雨となった。

 補足: 2009年ルートに比べ2012年ルートは大幅に時間短縮となっています。その大きな要因として日本国内ルートの北関東自動車道の全線開通となった為、従来の北陸道ルートから変更となったこと、韓国国内ルートも光州(黄海)経由をジンジュ市(内陸縦断)経由に切り替えた事から284km程短縮となった為、到着時間が大幅に変更、また、二回目のチャレンジとあって道に慣れた点も大きな要因です。

 搭乗者 私Cavite健太郎 フィリピン人妻 子2歳 韓国語力 0レベル 妻英語力堪能、渡韓暦ソウルオリンピック以前に私が一度あり3泊4日程だったが25年以上も昔のことで日本語ペラペラな韓国人の知り合いがガイドとして帰国まで同行、知り合ったきっかけはアマチュア無線だった、それが縁で日韓を行き来した為旅行社のツァーの様な旅ではなかった。
今回向かった主な理由はフィリピン人妻の姉が韓国人と結婚して以来7年間帰国しなかった為に態々日本から様子を見に向かった為だった、初めは家族揃って飛行機での往復を試みたが地元福島空港~インチョン路線は週3便もあるが3人分の往復だと14万以上の経費がかかる為成田からと思い調べたがそれでも向うまでの交通費や駐車場代など含めると10万円以上の費用はかかる、そこで思いついたのが高速1000円乗り放題だった、関釜フェリーならばマイカーと運転手込み往復料金が6万円をちょい下回る安さ、子供6歳以下は親と同伴ならば無料、その他同乗者往復1万7千円、韓国内を走る自賠責保険が1万5千円、車の一時輸出許可を取る為の通関費用6千円を見ても10万円でおつりが来る、福島~下関間の高速代が1000円+首都圏大阪通行料金が1千8百円の合わせて2800円×2(往復)、肝心なガソリンは日本から目的地まで6回給油で1万9千円×2往復、しかも渡ってから韓国内は何処へ行こうがガソリン代だけで自由自在、この機会を見逃せば二度とチャンスはないだろう、その代わり道中の距離は嫌になるほど長いが冒険派の私に取っては向かう勝ちは十分あった、フィリピン国内でも度重ねたツーリング暦もあって数万キロの経験を積んでいた、左側走行に絶える訓練は十分積んだつもりだった、でも韓国語は全く読めないし話せもしない勿論妻も含めてだ、そこで、今回の旅に絶対必要不可欠だったのが豊富な道路の知識だった、大活躍したのがグーグルマップの航空写真だった、出発直前まで釜山国際フェリーターミナルから郊外の釜山国際空港近くの韓国高速入り口まで暇を見ては連日の様に立体交差の多い市内道路に対してシュミレーションを積み重ねたのである、その効果もあって道路の知識的には十分あったがはたして自力で姉の家までたどり着けるか、途中で挫折するかは全く予想すらできない。
後は度胸と実行力にかかった、勿論妻の姉に会いに行くので妻の反対は一切なかった。

マイカーの事前整備
:一度韓国内へ上陸致せば同じ車種がない為全く部品は手に入らないので事前にワイーパーのゴム交換、足回りの整備としてディスクパットの交換、長距離高速高回転をする為にエンジンオイルの交換、ついでにオイルエレメントの交換、オーバーヒート対策としてラジエーター液の交換(エンジン内部の冷却水まで全て抜き取る) 万一鍵を無くしても良い様にスペアーキーの車外装着(これは絶対に忘れるな!!)、 スペアタイヤの空気補給、ジャッキ類等の非常用工具、ウオッシャー液の補充、バッテリー液の補充、ブースターケーブル(半ドアやライトの消し忘れ対策)、車検証/パスポート/乗船券/登録証/国際運転免許証など一時輸出許可に関係する書類全ては専用のフォルダーに閉い何時でも揃って提出できる様に一纏めにして置く。

マイカー搬出に必要な書類:日韓協議に基づく自動車運送法の取り決めに従って日本国内のナンバープレートでそのまま韓国国内を走行可、その為世界でも超珍しい日本の右ハンドル車と韓国では非常に少ない日本の軽自動車、黄色のナンバープレートともかくどれを取っても目立つ車だった!! 日本で軽自動車がこれ程脚光を浴びる事など考えられない!! 態々高速道路でも一般道でも速度を落として近寄って来たり、観光駐車場で車を止めて置けば人が群がる程だった、当たり前だが韓国では韓国車が殆どで一部ダイオー自動車が日本のスズキ自動車と提携している制か軽のアルトワークスがたまに走っている程度、そして避けられないのが韓国語で筆問攻めに合う事だった、「どうやって来たんだ!!」 「教えてくれ!!」 家内は英語が話せるが通じる人は少ない、当然日本語もだった、実際に日本語の方が平均すると英語よりは通じる方だった。 しかし現場では韓国の姉と私はタガログ語で話、韓国人とのコンタクトを取ってもらい何を聞いていたのかを知った程だった、それでも私のタガログ語のアクセントが聞き難いらしく慣れるまでに数日はかかった様だった。
皆一様に同じ筆問が耐えなかった。 それくらい知られていない現状が解った、同様に日本側も一緒である、私も飛行機代が高くなければ調べも考えもしなかったであろう。 勿論韓国車も日本で同様の扱いとなるが見たことなど一度もなかった、でも他国への国外搬出申請許可よりも遥かに簡素化されてます。
日本から韓国へマイカーで乗り入れて再び持ち帰る事を謂うが、初めて準備する方は約2週間前後の日数を見た方がよいであろう。 慣れている方ならば事前連絡等準備を怠らなけば1日でも取得はできる。

車検証
(所有者と使用者が同一である事) 国内運転免許証 国際運転免許証 陸運局発行登録証書 運転者のパスポート(有効期限6月以上あるもの) 認め印

フィリピン人妻の韓国ビザ取得:ビザ申請費は無料です、お近くの韓国大使館又は領事館へ行って下さい、旅行業者に依頼致せば申請無料であっても1万前後の委託作業費が発生致しますのでご注意下さい。
韓国大使館 準備いたす物:ビザの申請書 在留カードとそのコピー、フィリピン人パスポートとそのコピー(有効期限6月以上あるもの)、パスポートサイズの写真1枚、在職証明書か、働いていない人は預金残高証明書のどちらかを提出、乗船予約証明書(復路日付記載のある証明書)、近くの所轄韓国領事館でご本人出頭の下で申請可、受理されれば宅急便で自宅へ宅配サービス(クロネコか佐川急便 400円 2012.08現在)があるので是非利用すれば受け取りに向かう必要はない、初渡韓だとだいたい貰えて1ヶ月くらいの期間でしょう。 2012.07.27改正

子供6歳以下:乗船往復無料(親と同行致す場合に限る)

韓国自賠責保険普通自動車 2週間で110,000W+80,000W=190,000W(¥10,000=W145,000) 2012.08現在
強制です、フェリーチケットの帰路予約日を滞在期間と判断して徴収されます、船の帰路は原則オープンチケットなので3ヶ月以内を限度に幾度でも無料で変更可、訂正 2012/08現在 帰路一回のみ無料で変更可、特に日本人の場合は無条件で3ヶ月滞在可なので黙っていると高額な徴収もあり得ます。 しかしマイカー持込の場合3ヶ月もの自賠責保険をかけてしまうと後で期間があまったので戻る類の保険ではない為、しっかりと係官に訴えなければなりません。私が向かった時の釜山税関は日本語はまったく話せませんでした、若い係官が英語が話せた為妻にお願いして話してもらいやっと理解してもらったと謂うのが実情で私の妻は日本語ができないのでタガログ語で話し、妻は英語に換えて説明する始末、検査は非常に簡単だった、特に車のシート裏まで詳細に覗くだろうと思っていたがそんな事など全くなく逆にあまりにもお粗末なチェックだったので一瞬「え’」っと驚いた程である、しかし反面自賠責保険期間で揉めて上陸許可が遅れたのが大きかった。 自賠責保険料の支払いは国際フェリーターミナル1階にある釜山銀行に担当官と一緒に歩いて向かい収める、必要ならば細かいお金をここで¥からウオンへ換えればよく、日本の新生銀行カードもATM機で利用ができる、ただ大きな都市部の都市銀じゃないと使えないATMも結構あった、むしろフィリピン国内のATMの方が遥かに多く利用できた。

参考為替レート 2009年 ¥10,000 w135,000 2012年 ¥10,000 w145,000

国際運転免許証の取得: 各都道府県公安委員会へ行って取得する、持参するもの国内運転免許証、パスポート(有効期限6月以上あるもの) 認め印 予約証明書(必ずでもないので要確認)、写真(縦5cm×横4cm)1枚殆どの公安委員会内で撮影できると思います、申請料2,400円の県収入証紙(2012.07現在)

登録証書の取得申請料金は無料 なかなか耳慣れない証明書なので本物を掲載、これは各都道府県にある陸運支局登録部門の窓口で手続きを行う、そうそう頻繁に申請者がいないので窓口でもたつく場合がある、韓国へマイカーで向かう為に登録証申請と事情を事前に電話で伝えてから向かった方が良い、ハガキ程度の大きさで殆ど車検証の中身を元に英文化した内容と考えてよい、発行に当たっては陸運支局長の印が必要なので予め電話で確認の上向かえば1時間~半日前後で発行してくれる、持参するもの、登録証書申請書 国内国際の両運転免許証、認め印、車検証、パスポート(有効期限6ヶ月以上あるもの) 実際に韓国を走るマイカー、日韓協議で外国で走る為の専用ナンバープレートを作る必要はないのでいらない事も事前に伝えるとよい。

登録証書、国際運転免許証

乗船証明書:この証明書は仮予約状態であっても事情(外国人妻の韓国ビザ取得の為、或いは国際運転免許証取得の為等)を話せば関釜フェリー会社側でメール添付か原本希望の場合は郵送で発行してくれる、一応どこかの旅行会社経由で予約をしなければならないが、私の様な遠隔地、言い換えれば東北地方からわざわざ本州最西端の下関港経由で韓国へ向かう人は稀である、仙台韓国領事館員も申請に行ったらびっくりしていたくらい少ないそうです、実際下関港から韓国釜山港へ渡る車は月にして2~3台だそうですからその少なさが解ります、その為に近くにある旅行会社で取り扱ってくれる旅行代理店が少ない、ない訳ではないが関釜フェリーがホームページ上で公開提示致す料金以外に予約手数料と謂いながら3000円前後余計にかかる、これには納得がいかず関釜フェリー予約課へ抗議したところ直接予約ができた、初回渡韓時もそうであった様に2度目も支払いは乗船日に下関港同社窓口で支払う事で合意した。
  
  2010.02現在の日本から船でいける外国
 ×沖縄 ⇒ 台北  対馬 ⇒ 釜山  福岡博多下関大阪 ⇒ 釜山
 下関 ⇒ 青島  下関 大阪  大阪/神戸 ⇒ 上海  稚内 ⇒ ユジノサハリン
 神戸 ⇒ 天津  ×花蓮(HUALIEN)―与那国島  マイカー搭載OK ×不明

 
改正:※稚内⇔ユジノサハリン航路、ハートランドフェリー社による運航は2015年9月18日を最後に終了

ロシアのサハリン海洋汽船(SASCO – Sakhalin Shipping Company)が2016年のフェリー運航が正式決定致しました。SASCOと北海道サハリン航路両社による契約調印が行われました。(2016/07/16追記)

 運航期間は7月25日から9月16日までの16往復、稚内港からは火曜日金曜日9:00に出発、コルサコフ港には15:30到着。コルサコフ港からは月曜日木曜日11:00に出発、稚内港には13:30到着。乗船時間はアインス宗谷(ハートランドフェリー)の所要時間より1時間短い約4時間半と発表。運賃は片道1万8千円と前年より少し安い見込み



 大まかな費用
総合計 約220,000円 
国際運転免許証取得費 ¥3,400円 写真代含む
妻の韓国ビザ取得費用 ¥12,000円 申請料/宅配料金/再入国ビザ/交通費含む
登録証書取得費用 ¥1,000円 取得費用は無料だが交通費を掲載
ガソリン代 ¥38,000円 日本韓国間の往復のみのガソリン代
高速代 ¥6,100円 日本国内往復の高速代
関釜フェリー代 ¥77,000円 マイカー代も含む、大阪からも同航路があるが18万前後の費用がかかる
通関費用 ¥6,000円 往復含む
韓国自賠責保険 ¥15,000円 2週間分
韓国内でのガソリン代 ¥15,000円 約5回給油相当
その他 ¥46,500円 食料品や日常品/土産/その他含む
 
続きを見る 未完成 マイカーで行く韓国の旅

 
情報提供 フィリピン共和国WEBサイト