NEG/ORI/ファブリカ
北部ネグロス
ここから無断で写真転用禁ず


現在鉄橋確認が出来ません、取り壊す事はないと思われる為、台風で流されたか?

西ネグロス州都バコロド市〜カデス市〜ファブリカ方面の地図
ファブリカ〜目的地まで
ここが目的地側にあった鉄橋です、勿論設計や技術支援したのは日本人です、かれこれとサトウキビ鉄道が 廃線になったのは、写真上の女性が生まれた頃には無かったそうです、推定施工日ですと50年程度でしょうか?
今でもこうして地元庶民の足となって、対岸の人と人の往来しているのです。
私はこの橋の対岸へ渡ろうと何度も挑戦を致しました、しかし橋の中央付近までも近づく事が出来ません、 そうです、下を見ると両足が固まって締まって結う事利きません、橋の欄干の幅はわずかに30cm程度 、その鋼鈑上を地元民はスイスイと渡って行くのです、下は川の水面まで結うに20m程度あります、 落ちたら命はないでしょうね!!
恥ずかしながら固まるとは写真上の通りでして、したを見てはガタガタですが地元民にして見れば 、対岸まで渡るには一番の近道と言う事になります、幼い頃から誰でも幅30cmの鋼鈑の上を 行き来している為慣れた足取りでスイスイ歩きます、まさに神業でした、とてもじゃないですが 私には出来ない
今回お世話になったお家です、写真右側の家に宿泊させて頂きました
家の中の様子とおじいちゃんです、70歳ちょいだったかな? でもフィリピン人でこの年代まで長生きするには 大変な事です、近くに病院などは御座いませんし、氷買いに行くにしても2km先まで買いに行くしかありません、 おじいちゃんは少し日本語が話せます、以前日本人技師が鉄橋工事している頃に雇われた経験があり、 そこで日本語を覚えたそうです
フィリピン家族で長老は大事にされます、何事に置いても最大の権限を扱っていると、 おじいちゃんより教えて頂いた事です、どうか何時までも長生きして下さい。
おばあちゃんです、やはり70歳ちょい程度ですね、この地に嫁に来て依頼兄弟とは会えなくなったそうです、 もう生きているのかすら、判らないと仰っておりました、この地では家電製品は何とかある物の、実は車の バッテリーを充電してそれを電源とし、TVやラジオを動かしておりましす、おばあちゃんの娘さんが アメリカ人と結婚後、支援を得てコンクリート製の家を建てたそうです、電気の来ている民家からこの地までは、 2km程離れているのですが、これだけの経済支援があれば電気は引けた筈、でもそうしなかった理由は??
それは引いた後の維持費を考えたのでしょうか、地域生活水準では維持費算出が非常に難しく、逆に苦しくすると言う 悪循環をすでにアメリカ人の方が悟ったのではないのでしょうか、私にはそう思えてなりませんでした。
電気など無いため、川で洗濯するか近くの清水が湧く井戸から汲んでこなければ洗濯はできません、フィリピンでの水は とても貴重な資源です、また洗濯には丈夫で大変汚れが落ち、長持ちの固形石鹸使用が常、日本の様な液体石鹸すら有っても経済的理由から 購入は厳しいのです
意外に地元民は熱いわりには汗をかきません、しかし私は別です、ちょと動くと酷い汗だくです。
田舎の山間部に入ると、この様に川で洗濯する光景は珍しい者ではなくなります、今の日本なら とても面倒くさがられますよね、しかしこの地では電気が無いのです、幼い頃からこうして取り組んで 来たので、皆偉い倹約家ばかり、無駄ずかいをしないと言う事です、ある意味こう言う自然豊富な場所で 育ったお嫁さんを貰うも良いのではないでしょうか、心は大地の様ですよ黒く染めるも、白く染めるも、 私達文明人社会からの伝達なのかも知れません、彼女達は今持って文明的社会を知りません、また教えて頂けるチャンスも そう簡単には巡って来ないのです、私はこの地で昔に帰った冷静さを取り戻せそうな気が致しました。
ついでに私Caviteも川の中でシャワーと洗髪をさせていただきました、外気温の割に、水は冷たかった、
ここで川に入った後、更に井戸水で体を洗い流し清浄致します、但しこの中に入ることは許されません、 井戸内から桶ですくい体にかけると言う事です、ここは集落全体の共同管理の所有物だそうです。
これらの広い大地に1つの集落形成がされる理由が御座います、それは湧き水なのです、その湧き水の近くに人々が集まる傾向の様です、 BEERもこの井戸に沈めて置くと良く冷えますよ、まさに天然水飲むことが唯一の楽しみですから
夜間早速お見えしたのがトッコです、どうですか? ブテキとは明らかに格段の差ではないでしょうか?
アポ島で見たトッコより若干かわいいサイズでしたよ、やはりブテキの様に夜間電気の側に集まって 来るようです
先ほどの川を鉄橋から写した写真です、水流豊富ですが台風シーズンともなれば、濁流の様に 流れ狂う河川へと様変わり致します
鉄橋側にあった観葉植物です、山を探すと至るところに見つかります、日本に持ち帰りたかったです
これから、知り合いの日本人を迎えに行く為、バコロド空港まで迎えに出発した車内です、この頃はまだバコロド・シライ空港は建設中の頃です。
この地よりバコロド空港までは、 約4時間の長旅になります、早朝8時に出発ですが帰りは日が落ち真っ暗になるでしょうね、 前日にジプニードライバーに迎えに来る様依頼して置いた為、集落の人達も何処かで噂を聞き私達と同乗して、 ネグロス国道1号線まで向います。
途中のサトウキビ畑の様相ですが、何処までも何処までも広々と広大なサトウキビ畑が一帯に広がりを見せております
国道へ出たまでは良かったのですが、軽油が油切れになりました、途中の国道で立ち往生状態です、 ジプニーには燃料計などは無く、山感任せの走行ですから時々こうなります、また乗用している人達も 軽油を買って来てタンクに入れれば、即デーゼルエンジンが駆動する物と思って誰も席を立とうと 致しません、仕方なく私が言いました、ディーゼルはタンク内軽油を空まで使い切ると、燃料追加しても エアー抜きしないと駆動しないから、別のジプニーに載せて戴ける様交渉の末、要約皆が動きました、 何とも先を急がない人々はまるで、カラバオの様です(笑)
ここは北部ネグロス最大の町カディス市内です、宿泊地から約50分かけてファブリカで国道に出た後、 カディス市まで来てそこからセレスライナーでバコロド市内まで行き、更に2回ジプニーを乗り換えると 目指すバコロド空港着です、ここから空港までは約3時間ちょいです、タクシーですと、 2時間30分程度でしょうか、でもバコロドまで行かないとタクシーなどは1台も存在すら致しません!!
予定より早く到着した為、軍服専門店に入りました、そこの軍服店で写した写真です、ただ今は テロがアチコチで紛争している為、一般人の趣味による軍服着用は危険です、ご注意下さい
どうでしょうか? これが北部ネグロスの大地です、見事なコントラストでした
おなじく
集落行くまでの道路を撮影致しました
サトウキビ畑収穫後の様相です
これからフィリピン名物レチョンの始まりです、豚の底に炭たっぷり引きつめて約4時間程度じっくりと 豚を回転させながら焼きます
この様に何度も数時間に渡り豚を回転させじっくりと焼きます、どうですか、この 真剣な眼差しは力が入っている感じです
角度を変えてもう一枚です、隣に立っておられますのはTamさんです、当地の人に尋ねたら 実にレチョンを食べるのは3・4年以前きり食べた事がないとの事で、Tamさんと私がそれぞれ 金策を出し合って購入した豚です、しかし豚やさんは鉄橋を渡らずして購入には往けませんでした、 私やTamさんがお金を出す以上購入場所で豚を選びなさいと謂われて、例の鉄橋を渡ろうと挑戦したのですが、 どうにも怖くて渡れず、川向こうの豚やさんは諦め、家の裏山を登り別の豚やさんに行きましたが、 購入する豚が居らずまいもどりました、それで豚は定宿の人達にお金をお預けて選んで頂く事に致しました。
焼きあがるとこんな感じになります、勿論匂いがたまりませんね!!
それで先ほどの続きですが、この豚を購入したら例の鉄橋を豚を担いで渡るなんて事は 危険ですので、どうして豚を渡すのか疑問で仕方なかった、後から利いたら集落の男性人が 総出で川にロープを張り購入した豚を渡したそうなんです、つまりお金を出しても この地では口元には入らないと言う事になります、参加者全員集落の人が皆集まってこのレチョンを ご馳走になりました
さあ〜若者数人でテーブルへ移動する様相です
最後のふき取りです
いよいよ、完成致しました、もう日没近くなってました、食べるお膳立てももう少しです、 電気は僅かにバッテリーで蛍光灯1本だけ点灯する事が出来ますが、雰囲気的にロウソクでした、 そのともし火が実に南国の山の中と謂う気心困った雰囲気でした、長老は私達スポンサーにレチョンの 最高に美味しい部分を切り取って下さいました、でもTamさんも私もあえて断り、むしろ長老が更なる 長生きを願い、どうぞお食べ下さいと切り返すと、長老は涙ぐんで私達の勧めをお聞き頂いた時は、 感激でした、フィリピン人が何故見知らぬ人々まで拡大的に送金をしたりすかは、 こう行った助け合いの精神が根底から持っているのですね。
もう待ちきれず、匂いに釣られた集落の人々が私達の定宿へと集まりました、本当にレチョンを 食べるのは結婚式でもないとありつけないと謂っており、皆さんわくわくしています、 中央の飲み物BOXの中身はジルビスジンをオレンジジュースと氷で割った物です、 また、BEERはグランデ(1L)サイズを6本程容易、更にジュースとご馳走も揃えて準備万端です。
さ〜 いよいよパーティーの始まりですが、残念ながら気がついた時はシャッターに収めるチャンスを 逃してしまいました、この写真はだいぶ時間経過した後かも知れませんね
おお! アイロンだ!! でも中は炭を入れてアイロンするのです、偶々レチョンで残り火が 出来た為、アイロンの中に炭を入れるので下さいと来た為、写真に捕らえる事が出来ました
余りに嬉しかったのかおじいちゃんとおばあちゃんが踊りだしました
これはバナナの茎の1番太い幹の部分をカットして芯を抉り取った物です、 大根の様な感じで細かく輪切りにして半日程度塩づけしますと、ちょとした漬物が出来上がります
見つけましたよ!!「これなんだか判りますか???? これはコーヒーの木ですよ、種類はわかりませんが 、ここネグロスでも何本もあるのですね、でも何故かインスタントが多いな、お金持ちの人達に 吸収されてしまうのでしょうか?

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